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Unlimited【ダンまち】

第73章 キルアの冒険





過熱水蒸気の一般的な特長
・温度ムラなく均一に短時間での加熱可能
・無酸素に近い状態に出来る

以上のことから、過加熱状態にした水蒸気で疑似的に行われたことで無酸素での戦いを強要され、一時死ぬかと思った;


青による、自らを上回るどんな密度のものでも関係なしに隙間を通しての透過、
吐く息を元に僅かな原子へ働き掛けて強制的に酸素を作り、事象の根源を口腔内でのみ無効化させたことで何とかなった。

風を常に纏い僅かな水蒸気の接近も許さず寄せ付けないようにし、かつ、雷により強制的に蒸発させながら水蒸気を伝ってケイトへ雷攻撃しつつ(ケイトは水蒸気爆発で防御)自身を自己強化して纏い体内の電気信号を加速させることで、何とか水蒸気による影響を全て阻んでいた。
事象の連続放出、連続発現、透過に関しては、青の右に出るものはいない。

それらにより、事象の奥深くまで潜り込み内から無効化させる奥義『スタント・ゼロ』に組み込んだ結果←2077,2903,3013,3054,3058ページ参照
僅かな赤による自己強化と、風と雷と一体と化す事象も伴い、触れるもの全てを斬り裂き感電させ、全ての事象を強制的に無効化させるという境地『ヴォイド(風雷絶)』へ至った。

何故か、『風雷の麗人』と呼ばれることとなった。



自身が扱う〖現象〗への理解、そこが必要不可欠となり、キモである。

自身の奥義と重ねる際でも、そこへの理解が無ければ、少なければ、
技一つでも粗が目立ち、扱える事象そのものが減る。


実質、ケイトは…
『絶対零度水蒸気』と『過加熱水蒸気』を完全に支配し、
それらを非常に安定させるのに最も向いている球状に圧縮、増大させ、
己の魔力圧縮による爆発により対象を吹き飛ばす奥義『グラン・バースト』に組み込み、
爆発力、火力、貫通力を果てしなく増強させ、無数の世界を丸ごと消滅させるに匹敵する技を、
敢えて指向性を持たせ、効果範囲も限定させ、局所的に集中させることで、果てしない衝撃に身を置くことを余儀なくさせられる大技を完成させてしまった…;


その名も…『エンド』

霧を作りその中に潜み、
水で自身を覆い、自分のいない場にも等身大のを複数作って自身の姿を映し出し、
自身のみ光が透過しないようにしつつ、ワザと映し出したり消したり隠れたり、全て同様に技を変わらず使用しながら出される。


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