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Unlimited【ダンまち】

第73章 キルアの冒険





神の魔力の練度次第で簡単に力関係も覆るので、相性も関係なくやられることも間々ある。


二度目の戦いで
地中から雷で攻撃、地上から風を元に防御したが
即座に看破され、地中に水の膜を張り、凝固させて雷を閉じ込め封殺させられた。

それだけでなく、その風を元に薄手となる部位へ氷の棘で貫通され掛けた。
更に、風による僅かな変化を受けて爆発させる水蒸気を新たに生み出し、風による攻撃、些細な変化までをも防がれた。


水は、圧縮していけば温度が下がってゆき、全てを凍り付かせる『絶対零度』を体現できる。

だが逆に、水を互いに振動させ、それも増幅し合い続ければ煮え滾る湯となり、『過加熱状態』になる。
そうなれば、僅かな衝撃や変化で突沸による大爆発を引き起こす。
文字通り、絶対零度の逆だ。

『絶対零度水蒸気』と『過加熱水蒸気』の二種類を混在させ、互いに互いの効能を増幅し合い顕著にし続けるそれは、幻想さを更に増させる一方とした…


近距離が過ぎればその『二種類』をワザとぶつけ合わせ、
今までのが生易しく感じるほどの『水蒸気爆発』を巻き起こすので注意が必要。

しかも、光での効果発現により魂の意志が反映されるので、いくら爆発しようとものも何も傷付かず壊れず殺されず、僕が気絶するか否かのみという徹底ぶりだ。


結局、引き分けに終わったが…かなりの熱戦だった。

今までしてきた激戦の中でも、最も薄皮一枚と言ってもいいほどに…



ケイトは水(始祖神)
僕は雷、風(滅神)
リヴェリアは木(世界神)
ガレスは土(調停神)
アイズは雷、風(滅神)
ティオナは水(始祖神)
ティオネは火(廃棄神)
レフィーヤは光(清浄神)
ベートは木(世界神)

アミッドは時(時空神)、白
椿は雷、風(滅神)、赤赤緑
アイシャは闇(邪神)、青僅かに緑
リューは木(世界神)、緑一色
アスフィは火(廃棄神)、青青緑
ノアールは闇(邪神)、緑
ブランシェは光(清浄神)、青
オッタルは火(廃棄神)、赤赤赤青

アルは時(時空神)、黒
ディは水(始祖神)、白


魂の【色】は、『神の魔力』の【操作】における適性。
それを極めて生み出す技、『奥義』(3587ページ参照)が後の属性という現象の支配において必要不可欠な存在となる。

魂の〖属性(本質)〗は、『神の魔力』により起こす、扱う〖現象〗における適性。


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