第72章 真相
更には得意分野によって、
冒険者の中でも、指揮、盾、攻撃、魔導士、魔術師、ヒーラー、
それら全てが存分に役割を発揮できるよう一手に支える、縁の下の力持ちであるサポーター、
魔闘士の中でも、その頭につくのが魂の色である訳だが(例:紫魔闘士)
「基本(三原色)型」の赤か緑か青か、それらの混合色(下記以外)か、←3051~3060ページ参照
基本型の三色系統全ての力を十全に発揮できる、「万能型」の白か黒か、
最も密度が濃く、力の内容は発光色によって分かれるが、濃縮度合いが最も優れ顕著である、「発光型」の金か銀か虹か光か闇か透明か(後者3つは発光量のプラスかマイナスかニュートラルという区分で、その特徴の検証も受け発光型へ割り振られた(実証済み))、
更には、各々の役割に応じて呼び名は細分化されていくのだが、あまりにも多過ぎるのでここでは割愛する。
色は大雑把に分けると、基本三原色であるこの三つとなる。
気功の気と同様に、魔力もまた『丹田』という所に溜まり場がある。
そこから全身に血液のように血管を通って拡がり伝搬する。
丹田は、額(第6チャクラ)と胸(第4チャクラ)とへその下(第2チャクラ)の位置にある。←2120,2194ページ参照
順に、額が上丹田であり青の特徴『第三の目(第六感)(技)』、胸が中丹田であり緑の特徴『浄化(心臓)(心)』、へその下が下丹田であり赤の特徴『不動(重心)(体)』。
どの色であっても、発光型には、誰しもが修行を積むことで辿り着ける可能性を孕んでいる。
ただし、元から魂の色で発光型に分類される人も中にはいるという話だ。
『心』、『技』、『体』、全て揃いてチームとすべし。
適性がない、魂に無い色でも、全く使えない訳ではない。
鍛えることは可能だが、
魂の色が青緑であるケイトの場合、赤の自己強化は使えることは使えるが不向きで限界があり、赤の極地を使う人(赤魔闘士)や赤との混合色の魔闘士には敵わない。
ので、必要に応じてのみ使い分けている。
魂の色とは、本人の本質そのものを表す指標である。
生じる向き不向きは、本人の気質、精神面に基づくものとされている。
極めた先に、光、闇、透明があり、
各々の心の配分に応じて容易く切り替わる。
ただし、発光量が異なるだけなので色の系統(魂の本質)そのものが変わる訳ではない。
