第72章 真相
人を人と思わず害し、勝手な価値観で私刑を下し、殺すのは、ただの犯罪者。
賊と大差ない。
なので、『得た(人から与えられた)苦労に嘆き仕返し等に専念するより、学びに昇華して糧とすべし』という決まりがある←2929ページ参照
それに恥じぬよう、皆、力を併せて生きている。
神国という国一つで、大きな家族なのだ。
料理一つでも、お腹だけでなく心も満たせるように…常々配慮されている。←3213ページ参照
更に薄利多売。
常に、これ以上値下げ出来ない段階まで全て下げて売っている。
「それで経済が回るか!」とも外の無粋な連中から言われており、
「回る訳がない」と決め付けられてもいるが…
実際の所、『正の無限ループ』を生み出しているし、『自給自足』まで完備している。
まず、神国では皆、各々役割分担されている。
能力の優劣で「格付け」が行われるのではなく、常々『得意分野となる専門』が違う為、そこを重視している←2929ページ参照
すなわち、『畑違い』という認識を持つよう徹底されている。
人の数だけ『各個人に合わせた『自分だけの職』』があり、たとえ同じ分類であっても不得意が異なる為、形態そのものも違う。
立場に偏見や差別なく人に歩み寄り、本人のやりたい意思や心を汲む、
会社に属する人達の能力全てを把握する、←2930ページ参照
要所要所で適材適所となるよう割り振り、各個人を生かす、
自らも込みで、「過ぎた負荷」が掛からないよう調整する、
これらを各部署へ振り分け、専門分野としている。
お陰で皆、自分の役職に専念でき、最高のパフォーマンスを発揮できる。
神国では、ありとあらゆる全てが元手0、『神気』から神石で無尽蔵に作り出されている。
野菜一つでも炒め用と用途一つから多種多様の汎用まで、専用かつ最高品質。
更に格安なので、お金が余りに余る一方。
心が満たされ、豊かになり、余裕が生まれ、配慮しやすくなる。
それらの形態を取ることで余裕を持たせ、金への執着を削ぐ狙い。
更には欲しいもの一つでも被らないように、被っても使った途中のものを安く最適のものにもでき←3216ページ参照
新たに機能が追加されれば通知され、古いものでも持っていけば格安に割引された上で機能を付け加えてもらえる(新たに買うより安い)←3213,3216ページ参照
