第72章 真相
ケイト「まあ…知ってるけども;」
改心したとしても、後の行動がずれていた。
本題を理解できていないのでどこかずれており、地獄落ちを回避できなかった←3336ページ参照
フィン「改心した世界が在ったとしても、そんな風にはならなかった。
精々悪人だと怯えるだけ。
どちらが悪人かわかったもんじゃない。
普通の感覚を捨てていることにも気付けない。
笑って、人が犠牲になって得ている平和を笑うばかりで正しく認識も出来ない、だから家光へ感謝もしなければ何ら力になろうともしないし努力もしない、ただただあるものを貪り怠る始末。
それまでの態度を改めもしないで、立場に立って気持ちを考えもしないで、力になろうともしないで、心に寄り添おうともしないで、傷を慮ろうともしないで、尊重も出来ないままで、
何が、どの面下げて、力を貸して欲しいだ?
「一緒に笑ってくれるみんながいる!!いざとなれば力を貸してくれる仲間がいる!!」と思っているのなら、本気でそう捉えているのなら、何故ろくに何もしない?
痛むことも出来ない、考えもしない、力になろうとも思わなければ動かない。
そんな輩が、力を貸してくれると、そう思われて当然だと何故思う?
それが、力を貸してくれる仲間とやらにすることか?
立場を変えれば、ただ都合よく利用されているだけ。
仲間でもなければ何でもない。
ただの、痛め付けて、自分だけ楽して笑って、満足し続けているクズだ。
骸は復讐、
ザンザスはどう在っても手に入らない座と存在意義による駄々、
白蘭は生きる上で抱く気持ち悪さと権力に溺れてのゲーム認識と暴走、
ディモンは愛する人を馬鹿の策により奪われたことへの歪み、
家光は深い深い愛情、家族の平和を遠い異国の地から守り続ける番人、
戦った際、すぐに超直感でそれらを読み取れもしない。ランチアの時のようには…
自分のことばっかりで、身近なもの以外何とも思っていない。
全て自分善がりで、平気な振りをしている所か本心では何とも思っていない。抱く後悔も全て告白(したいこと)以下。
殺したことも、傷付けたことも…彼のやることなすこと全て口先だけだ。
マフィアになろうとなるまいと、彼はただの「人殺し」さ。
悪夢も見なければ、罪の重責も、良心の呵責も、自分が殺した相手と対面したとしても何もない。
極悪非道な…」剣呑
