• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第72章 真相





大金恐怖症とでも言うべきだろうか…

ほんの100円(10ヴァリス)でも使えば、実父から死ぬほど辛い目に遭わされ、凄惨な想いをしてきたからこそか…
より一層、大金を使うことが怖いのだろう;こればっかりは仕方のないことだが…;


といったこれらを考えながら……



今から3日後、空中レースが行われることとなった。

期間を設けることも提案したが…
こういうのは早い内にやった方がいい、らしい。

一年に一回にするか、半年に一回にするかで悩んでいるとのこと。


ケイト「どっちがいいと思う?」

迷宮「毎日でいいんじゃない?」
フィン「破産するだろう!!;」

ケイト「じゃ…毎月はダメ?」

フィン「…;

どちらかといったら、こんなにでかいレースなのだから…
毎年でいいんじゃないか?」

ケイト「オッケイ!」

結果、年に1回というペースで大会が開かれることになった。

スカイリングのプロリーグが開催されることを受けて、とした。



例の3人組(2570ページ参照)も、入れなかった人達の心境を考えてのことだったので、入れるようになった。
ということになっている…;


実際は、その3人の中で唯一の全世界地獄行きの魂が、2人も巻き込む形で消され、見た目も姿も魂も全て全くの別人となっている。

品行方正で、人の気持ちや傷に寄り添える、だからこそ暴走してしまい、巻き込んでしまったことを深々と、深く深く謝罪して回っていた。

過去もまた変わったようで
その3人は元から、「町を走り回ったり人のものを壊しまくったり傷や経緯ある実力行使で暴れる人を相手に傷付けたり殺したりを繰り返し続ける、何度殺しても殺したことがありませんという何食わぬ顔と素振りで笑って暮らし、傷付けたくない殺したくないは言葉だけで繰り返さない為や守る為の修行を全て絶対しない、身近以外には経緯と傷を知ろうとも何か力になろうとも心や傷に痛み寄り添おうとも考えたこともないがその人達に力を貸してと求めて頼り、大事にしたことも力になったことも配慮したことも一度も無い人達を「力を貸してくれる仲間」と勝手にとらえる」といったことをしたりは一切しない人達だったので
簡単に受け入れ、許された。

それまでボランティアや修行等で必死に頑張ってきた為、余程腹に据えかねたのだろうとも…


しかし、それでよかったと思う。


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp