第66章 穢れ
フィン「ああ。手痛い仕打ちを見るのは間違いないだろう。
ある前提で生活が成り立っているのだからね」
ケイト「見る目を鍛えないといけない。
育った環境、今ある言動、それらこそが人を判断する上で一番大事なもの。
あるもの全てが当たり前ではない。人から与えられる恵みに胡坐をかくな。
いつでもどこでも都合が合う訳がない。与えられて当然のもの等一つとして無い。
それらを徹底しよう」
フィン「ああ…
とっくに、徹底されているけれどね?^^;」
ケイト「あ、あはは…^^;」苦笑
そう言っていたよ。
苦笑し合う中…やっと安心したようにケイトは微笑んで、そのまま眠り(昼寝)についた。
どうやら長く話したかったようで空間で囲って中の時間をいじっていた。
説明も無くされたんだが、有意義な話が出来たようにも思う。
昼寝体験で寝付けないのも、決意を伝えたいからという想いが勝ったんだろうね。
ふふっ…」微笑
『?』
フィン「甘えてくれたことが、本当に嬉しいよ^^
どうやら…アスフィの涙(2839~2844ページ参照)が効いたらしい。←2948ページ参照
本当…成長したよ。
前までは、意思を出すことも、頼ることだってあれだったのに…
今では、ちゃんと出す所か、守ろうとすることだって出来るようにまでなった。
本当に…よかった。安心したよ」涙
『!!』瞠目
リヴェリア「泣く程か…」汗&たじっ
フィン「いや、身の上を知っているから…余計、ね?
涙が止まらない、ぐらいで」ぽろぽろ
ガレス「これをケイトが見たら…
「な、泣かないでよ(あわあわ)
そんなの言われたらっ(ぶわっ)
私だって、涙、止まらなくなっちゃうっ」涙&ぽろぽろ
と言うじゃろうな」
リヴェリア「容易く想像がつくな;」
フィン「本当、よくここまで成長できたっ;感動がっっ;」嗚咽
ガレス「親の心境になっとる;」
眠る間際…ケイトは言った。
ケイト「あ、お母さんにういろう供えてこよう。姉ちゃんには何がいいかな?チョコでいいかな?
他には…ポテトチップスやリンゴやヤクルトやボーロかな?
グレープフルーツとかも!お母さん大好きだからなあ。
あのね…フィンも帰ったら、一緒に来てくれる?」うと
フィン「ああ、行くよ(微笑)
だから今は、おやすみ」なで←額を撫で、口へ唇を落とす