第65章 新たな冒険
「大丈夫?楽しめてる?」
その心掛けは仕事をする上において、必要な心構えである。
そうでなければ、心身が病む事態にもなりかねないから。
迷惑のない範囲で気兼ねなく、ありのままで居られる環境作りを重要視されている。
各家庭の主婦または主夫にも収入がないことから与えられる家庭手当ての値段だが、月に各個人へ3000ヴァリス(3万円)である。
傷や背景が原因で働けない者達、その為であってもなくても家で頑張っている者達への国からのお小遣いのようなものであり、困窮している者にもそうでない者にも与えられる。
ただし、手伝いも何もしていない人、子供には与えられない。
子供に対しては親のさじ加減に任せる方針である。
また、それとは別に困窮している者には配給(2700ページ参照)がある。
そもそもが困窮して行き場のない人の集まり←1362,1589,1716,1757,2372ページ参照
死ぬはずだった人、理不尽で返すぐらいなら死を選ぶ人も蘇らせ受け入れられている←2602ページ参照
ただし身から出た錆で困窮した人へ別←2052ページ参照
人により違うそれに、どれだけ配慮できるか、本人にどれだけ耳を傾けられるか、目を向けられるかもである。
人として生きていく上で欠かせない技能とされており、それを国民全てが行うことを定めとしている。
労働環境も非常に整っており、神技術に伴い4LDKへ異空間増築されたこともあり、同盟国が続々増えているという…
というのも、防衛隊の中に緊急時対応部隊というのがあるからだ。
地震や津波等の自然災害時、理を制した神技術(2350ページ参照)により魂が離れる30分以内まで蘇らせられ、救出が捗ると共に修復も即座に可能だから。
それに伴い神技術で中の時間が5000年で年を取らない修業空間(2375ページ参照)にて身に付けた風月流という名の武術により、災害から守ることも可能となっている。
同盟を結ぶことにより、互いの国へ即座に駆け付けられるポータルが設置されるようになる←2553ページ参照
それに伴い、空路や陸路よりも遥かに迅速に駆け付けられる結果へと結びつく。
ので…ほとんどの国が同盟を進んで受けに来た。
対等という条件も大きいが←2553ページ参照
任侠映画となる人格者も理由の一つだそうだ←1936ページ参照
