第65章 新たな冒険
自然災害のものは自然に任せるようにしてある。
無理に押さえ込めばどんな災害が副次的に起こるかわからず、場合によってはより大変かつ深刻なことになるから。
表出している、かつ、人間に害が伴う部分のみとされている。
「家やそういった復興に関しては援助を送るので、救助は命までのみ」とされている。
研修生の給料は学舎への寄付から出ている。
実質、自給自足である。
取り寄せや仕込み、製作の代金は全て要らない。神石やら魔術式もあるし…
無から有を造り出せる技術力なら既にある←1900ページ参照
魔術式が完成したのは6月10日←1633ページ参照
コクーンが建国されたのは6月11日←1655ページ参照
コクーンという名の由来に関しては1631ページ参照。
ホテルが出来た時…
ケイト「部屋を…4LDKに!!」
建国して客を招く前、魔術式をホテル内に刻み込んだ。
無論、責任者達一同が集い…なんてことをと言及された際の一言がこちら。
ケイト「4LDKはロマンだろおおおお!!」
ごぉんっ!!
「勝手に統一してどうすんですか馬鹿!」
「馬鹿はほっといて対策練りましょう!」
「そうですね!」
「均一にしておいた方が管理はしやすい。値段も部屋の広さにおいて統一できる。
オリジナルカスタマイズも出来るようにしておけば値段も増やせるしいいかもしれない」
「からくり屋敷部屋!」
『いいかも!』おお!
「いや、故郷を無くした人達の想像通りの部屋、間取りができるかも」
『それで行こう!!』
「家具があることによる機能は魔術式にされてるな…
それはそのままにしておこう、魔術式で場所を取らないようにできているわけだし。
で、その上で部屋や内装は好きにしてもらうというのはどうだろう?」
『異議なし!』
各場所と連携して景品1661ページ参照
部屋の広さは1676ページ参照
各部屋は縦8m,横15mだが異空間4LDK。
温泉は1683,1715ページ参照
かなりの好評を得ている←1694ページ参照
苦情は1752ページ、星5評価は2455ページ参照。
と言っても…
苦情は苦情でも、「居心地が良過ぎて帰れない!どうしてくれる」といった内容ばかりである。
ケイトが支給した一家庭5万ヴァリスから始まったそれは瞬く間に増えていったという。