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Unlimited【ダンまち】

第63章 新たな来訪





プールサイドから壁へ押されるケイトに対し、ティオナは壁ドンしながら追い詰めていきました。


というか…人付き合い…というより
地獄落ちしないかヤキモキしたり、落ちる本人の気持ちや心を重視して考え過ぎたり…

それらを自分のことのようにばかり思うから…心臓や胃が、痛くなっているのでは?;

そう疑念を抱くばかりでした;


思念伝達で尋ねた所、本当にそうだったのは言うまでもなく…;



ティオナ「なら尚更やめようよ!もうやめようよ!!

私…それで傷付いていってるケイトを見たくないんだよ!!
優しいのもわかってるけど!でもそれ以上に見てられないんだよ!!」
ケイト「私だって見てられないよ!!ほっとけないよ!」
ティオナ「知ってるよ!そんなの百も承知!
でも…それでも嫌なの!このわからず屋!!」

ケイト「そうだよ…
それでも…助けたいんじゃないか!!」
ティオナ「勝手だよ!」

リュー&アスフィ「「……」」


ケイト「……わかってるよ…(俯)

それでも…私は…どうにかして……」
ティオナ「全員天国行きなんて無理に決まってるでしょ!?」
ケイト「!」瞠目

ティオナ「ケイト、言ってたよね?
ダメだったって、何しても出来なかったって!

そういう人だっているんだよ!半数以上がそうなんだよ!
その人達だけの為に、ケイトが自分を壊す必要なんてないんだよっっ!!(涙)

お願いだから…ちゃんと、自分を見てよ。
大事にしてよっ;(ぽろぽろ&嗚咽)

じゃないと私…痛いよ……辛いよっ……」涙


咽び泣くティオナに、ケイトは頭に手を添えて撫でた。



ケイト「……ごめん」

ティオナ「人のことばっかり見てないで、自分を見てよ!!
どれだけ傷付ければわかるの!!?

ケイトを傷付けてるのは…ケイト自身もなんだよ!!?」

ケイト「…うん…ごめん……」
ティオナ「ごめんじゃなくて!ちゃんと大事にしてよ!!

……痛いよっ」
ズキンッ!!←ケイトの胸が痛む

ぎゅうっ!←ケイトが両腕の中へ閉じ込めるようにティオナを抱き締める
ケイト「……ごめん」

ティオナ「ひどいよ…(ぐすっ)
何でそんなに自分に、大事にしないの?

何でそんなに、自分を殺してでも助けようとばかりするの!?
生き方だって言うのはわかってる!!

わかってるけど…死んでまで貫くことないでしょ!!?」


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