• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第58章 堕天





鳩尾に繰り出された一撃でアイズの大剣を握る手が緩み

大剣とアイズがバラバラの方向へ
強風域800km並みの『風とは言い表わせようもない衝撃波』と共に吹き飛ばされる。


その中で…ケイトは光を送り込もうと静かに集約していた。

が……



アイズ「嫌…」
ドックン!

ケイト「!」瞠目
アイズ「嫌あああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」

甲高く絹を裂くような悲鳴とも取れる叫び声と共に、闇が再び増す。

力強さを増す、ケイトの放つ光に負けまいとするかのように…


互いに宙に浮いたまま、アイズはただ…

光を否定しようとするかのように…
それのみしか、頭に無いようにも見えた。



ケイト「くっ…落ち着け、アイズ!」
アイズ「あああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」

ケイト「っ

(聞こえてないのか…?

こちらの声も…想いも……


――今までの想い出すらっ」ぎりっ!

悔しそうに歯噛みする中、一つの声がかかった。

塞ごうとしていた穴から、侵入してきた者達によって…事態はまた変化する。


ティオナ「アイズ!」
レフィーヤ「アイズさん!!」

ティオナ「皆連れてきたよ!!」
ケイト「一体どういうつもりだ?!

神の力に慣れてさえいないのに」

激闘とされるぶつかり合いから、既に20分が経過していた。


ティオナ「いつまでも…足手纏いなんかじゃないよ」にや

ケイト「へ?」目を丸くする


ティオネ「まったく。

何なのよ。
その全身の変な模様は…」嘆息

フィン「神の力を増幅させる為、ひいては強め合い続ける為のものだ。

神紋(しんもん)と呼ばれているよ」←2194ページ参照

ティオネ「神聖なものなんですね!
流石団長!博識!」キラキラ&ころり

フィン「この態度の変わり様は一体何なんだろうか)……;(汗)

はあっ;」肩落とす&溜息


ティオナ「修業空間を更に加速させてもらって5000年修業してきたよ!
これでタメだよね!どうだー!!?><」

レフィーヤ「私も修業してきました!!

アイズさんの為に!」きっ!←ドアップ!!


リヴェリア「…さて…早く戻ってこい、馬鹿娘」微笑

ガレス「まったく、世話のかかる」嘆息

ベート「結界の補強なんざ知るか。

暴れてえなら付き合うぜ、アイズ!」にや


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp