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妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


「確かにそうね、私の神社もそうだから。」
みかるが呟いた。
「おそらく、神社に火の手が上がり、妖怪達は封印は解かれる。」
美琴は、封印の間がある方向を見て呟いた。
「そ、そんな・・じゃ、この街はどうなるの?」
望が美琴に。
「おそらく、この神社は妖怪たちによって落とされ、この神社に封印されている妖魔達が溢れ出し多くの人命が失われる事になるわね。」
美琴が望の問いかけに答えた。
「だったら、その撮影を中止にしたらどう?」
みかるが美琴に。
「確かに、撮影を中止にすればいいかも知れないけれど、そのようなことをしたら世間は、私達を目の敵として妖怪に封印の間の封印を解くように唆さらに街は危険な状況になりかねないし、私はこの撮影で渡辺さんの隠されている力を彼女自身で引き出してもらいたいの。」
美琴が答えた。
「その為には、彼女と戦う事になるわね。」
続いて美琴が呟いた。
「それは、そうと今回のドラマの内容って何なの?」
望が美琴に。
「確か、親の仇討ちらしいわよ・・今回主演の渡辺美玖さんが親の敵である私を討つ内容で私は、この撮影を利用して渡辺さんの力を引き出させるわ。」
美琴が答えた。
「良いわね、ドラマに出られて。」
みかるが美琴にひと言を。
「もしかして、望達も出るつもりなの?」
美琴が望とみかるに。
「そりゃ・・まあ・・ね。」
頬を指で掻きながら望が。
「あ、そうだ・・私達も出られるように、渡辺さんに頼んでくれないかなあ・・・。」
望が直談判を美琴に求めてきた。
「そのようなこと、私に言われても困るわ。」
美琴が頬に手を当てながら呟いた。
「出られらにのなら、無理やり出れば良いんじゃない?」
みかるが望に。
「でも、それやったら即NGよ。」
美琴が呟いた。
「それを、うまくやって1発OKにするのよ。」
みかるが呟いた。
「あ、そうか・・要は偶然を利用すればいいんだ。」
望は手を叩いては呟いた。
「みかるさんは、偶然を利用して何回かドラマの撮影に参加した事があるみたいような言い方ですね。」
美琴がみかるに。
「え、あ、うん・・・まあね。」
遠い目をみながらみかるが。
「その、方法をお教え下さいみかる様。」
目を輝かせながら望みがみかるに。
「よし、よし、私に付いてきたまえ・・望君」
みかるが望に。

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