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妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


「それでは、撮影の日に。」
美玖は呟き、マネージャーの車に乗り事務所と戻った。
「ところで、その撮影っていつから?」
望が美琴に。
「予定では、明後日からって聞いているけれど・・。」
望の問いかけに、美琴が答えた。
「明後日か・・一体どんなドラマなんだろう。」
みかるが呟いた。
「ところで、棗様はいつから渡辺さんに目を付けていたのかしら?」
美琴が呟いた。
「え? それって、一体どういう事?」
望が美琴に。
「まだ、力は弱いけれど渡辺さんの体から霊力を感じたからなつめ様ならすでに渡辺さんの霊力を感じていたんじゃないかと思っただけなんだけれど・・。」
美琴が呟いた。
「とにかく、今日の出来事はなつめ様に報告をしておいた方が良いでしょう。」
美琴が呟いた。
「明後日か・・待てよ? 明日と明後日って確か学年登校日の日じゃなかった?」
望が手をポンと軽く叩きながら呟いた。
「でも、私明日は学校へは行かけない。」
美琴が呟いた。
「え? なんで、どうして?」
望が美琴に。
「撮影は、明後日から始まりからその前に撮影で使用する場所を掃除しないといけないし、セリフも覚えないといけないから学校に行っている時間はないから。」
美琴が望に。
「それじゃ、私も掃除の手伝いするから。」
望も学校を休む事を宣言した。
「それに、まだ解らないけれど私達も撮影に参加する可能性もあるから学校に行ってる暇はないでしょうね。」
望に続いてみかるも同じ答えを出した。
「つまり、全員欠席するのね。」
美琴が呟いた。
「とにかく、明日から忙しくなるのは確かね。」
美琴が呟いた。
「それはそうと、台本っていつ届くの?」
望が美琴に。
「台本? 台本なんて貰ってないわよ。」
美琴が望に。
「なぜに? 撮影に参加するのなら台本はあるんじゃ。」
望が美琴に。
「私が出るのは、ほんの数分位だから台本はないの。」
美琴が望の問いかけに答えた。
この後、美琴は社務室へ戻りなつめに美玖の事を報告した。
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