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妖魔が巣くう街

第6章 本編の章 鹿島神社陥つ


「古森さんが、どうしここに? しかも、巫女服を」
美玖が望に。
「ここで、修行中。」
望が答えた。
「修業中? では、古森さんも巫女さんに?」
再度、美玖が望に尋ねた。
「うん、まあそういう事になるのかな?」
望が美玖に。
「美琴? 渡辺さんが来たわよ。」
望が美琴に。
「あ、じゃあ・・上がってもらって。」
美琴が望に。
「あ、その前にマネージャーに言っておかないと。」
美玖は呟き、携帯を取り出してはマネージャーの赤西にメールを送信しては美琴の家に上がり込んだ。
「撮影の打ち合わせの前に、渡辺さん貴方にいくつか聞きたい事がありますけれどよろしいですか?」
美琴が美玖に。
「私に、聞きたい事ですか?」
きょとんとした顔で美玖が呟いた。
「もしも渡辺さんが、私達と同じく巫女さんに資格があった場合はアイドルをやめて巫女さんに転身出来ますか?」
美琴が美玖に尋ねた。
「私が、巫女さんに・・・。」
美玖は呟いた。
「それは、私には巫女には向いないかもしれないけれど昔巫女さんの誰かにお会いした事があるような気が・・。」
美琴の問いかけに美玖はそう答えた。
さらに、美琴は
「その、巫女さんとは誰なのですか?」
美玖に、そう尋ねた。
「そこまでは、解らない・・。」
美玖は美琴にそう答えた。
「そうですか、では本題に入りましょうか。」
美琴は呟き、引き出しから巫女服を取り出した。」
「のう、これは・・。」
美玖が巫女服を見つめながら美琴に尋ねた。
「これは、渡辺さんが撮影の時に着る巫女服です。」
美琴が美玖に。
「では、さっそく着替えましょう。」
美琴は呟いた。
美玖は、美琴に巫女服の着方を教わりどうにか巫女服を着る事が出来て巫女さんの作法などを教わった。
「うん、お似合いですよ。」
美琴が美玖に呟いた。
「そ、そう・・ですか?」
頬を赤く染めながら美玖が呟いた。
「うん、とてもお似合い・・でも、ここがねえ・・。」
望は呟き、美玖の袴を捲り上げた。
「きゃあ、古森さん・・・。」
袴を手で押さえながら美玖が。
「黒色・・でも、巫女服に黒はご法度よ。」
望が美玖に向かって呟いた。
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