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アンニキリメント時代
第2章 発見と発覚
交番は、7畳ぐらいの小さな所だった。机とパイプ椅子が置かれ、そのパイプ椅子に腰掛けている少年を下科は見る。
「……」
下科は、少年の姿を見て不信に思う。
一方、少年は真夏だというのに長袖の服を来ている。
しかし、そんな事はどうでもよかった。気になっているのは少年の顔が見えない事。
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