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アンニキリメント時代
第2章 発見と発覚
「人種?」
「うん。順番に行くと、化学術師、練金師、奇術師、占星術師、呪術師、そして、魔術師。
それぞれ、本人の性格や、家系によって決まるんだけど…。
まあ…。こんな、“崩壊の時代”にオカルト的思考をもたなきゃ。常識は通じないって事だ。」
「…。」
高橋は、現実を見せられた様な気分になった。
高橋がしばらく、黙りこんでいると今度は、零人が口を開いた。
「所で、下科さん。」
「ん?」
「すぐそこの、交番に、魔物を見たって言う子がいるんですけど。」
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