• テキストサイズ

時の恋人【ONE PIECE】

第1章 前編 時の彼女と死の外科医



その後原作と同じようなやり取りが続き、暫くするとルフィ達が助けに来てくれた。

ドフラミンゴはユーリだけは逃がすまいとしていたが、しれっと海楼石を外して行方をくらませた。

その為かリスト入りしてしまったが気にしない。

なんか条件は生け捕りで、報酬は望むもの全てと書いてあったが気にしない。

そしてユーリは荒れるピーカに巻き込まれる形で、ワザとロー達から離れた。

理由は簡単で、ユーリが一緒だとローの海楼石を外せてしまうからである。

ユーリは王宮の隅に隠れて街を見渡すと、刀を抜いて目を閉じた。






そして最大限の力を込めて、島全体を斬る様に一周し、あらゆる糸を切り裂いた。

(流石に鳥かごまでは壊れなかったか。まぁ取り合えず操られてる人の糸は斬ったからいいか。鳥かごを壊して、ドフラミンゴが更に変な行動を起こしてもらっても困るし)

ユーリは能力を解除し、襲ってきた痛みに胸を押さえて耐えた。

視界を下に向ければ、脚のほとんどの部分には黒い入れ墨の模様が刻まれている。

もう少しで身体の半分が、入れ墨に覆われるところまできていた。

(能力の無駄遣いもいいところだな。取り合えずドレスローザ編が終わるまでもてばどうにでもなるか)

ユーリは痛みが治まると入れ墨を隠すように服を直し、ロー達の元へ向かった。


/ 576ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp