第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「はぁ、満足した!」
そして1時間後漸くユーリの腹は満たされた。
食べながら喋ることをいいことに色々言われたような気がするが、ユーリが幸せそうに笑っていたので水に流すことにした。
二人はレストランを後にすると、折角なので船の中を見て回ることにした。
周りの施設を色々見ているユーリの後ろからローもついてきていたのだが、彼女は見るだけでいいのか特に施設を利用しなかった。
この様子だとすぐに部屋に帰ってゆっくりできるなと思っていたローだが、残念なことにユーリが興味の対象を見つけてしまった。
「……駄目だ」
ローはユーリが施設に入る前に止めた。
目の前には娯楽として有名なカジノがあった。
「えぇ!」
ユーリは勿論不満げだった。
カジノなんて行ったことないから、最早興味しかわかない。
ローから腕を掴まれて反対方向に引っ張られるが、ユーリは踏ん張り続けた。
そして踏ん張り続けること数分、ローがおれた。