第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「はぁ~遂にユーリも人妻になるわけか」
「…なんだろう、何か嫌な響きに聞こえてくるんだが」
最初はユーリとローは隣同士に座っていたのだが、気が付けばそれぞれクルー達に囲まれて色々話を聞かれていた。
「子供は何人作るの?10人?」
「いやいや多すぎだろ。つかユーリが母親をやってる姿が想像できない」
「失礼な、私だってやればできますよ…多分」
「あはは!なんでそこは自信ないのよ、ユーリなら大丈夫だって!」
「そうだね~きっと子供と一緒に成長するよ」
「え?私の精神年齢そこから始まるんですか?」
なんとも酷い言われようにユーリは苦笑した。
しかしあながち間違ってなさそうなので何とも言えない。
「で?その指輪はちゃんと外れる代物なの?」
ユーリが苦笑していると、シズが何とも面白そうに聞いてきた。
ネックレスの件があるのでからかっているのだろう。
ユーリは大丈夫と言って笑っていたが、気になったのでこっそり外してみたのは内緒である。