第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
「あっ!?あぁぁ!やだぁ…!!」
背後のローはそんなユーリを気に留めることなく後孔を深く抉り、激しく揺さぶった。
ユーリは目の前の支えがなくなり身体が沈みそうになったが、もう一人のローがユーリの腕を掴み起き上がらせた。
『誰が吐き出していいと言った?』
「こいつは抑えとかないと多分飲まねぇぞ」
なんだか不穏な会話が聞こえるが、ユーリはそれどころじゃなかった。
そしてそんな会話をしていたかと思うと、ローもユーリの体内に吐き出した。
「…うっ…ひっく」
ズルリと体内からローのものが引き抜かれるとユーリはベットに倒れ込んだ。
そんなユーリをローは確認するともう一人のローに目配せした。
「あっ……なにッ?」
もう一人のローはユーリの腰に手を回し起き上がらせると仰向けの状態にした。
その下に潜り込んでいるローはユーリの腰を持ち上げると、白色の体液を垂れ流しながら赤くなっている後孔に、再び硬さを取り戻した楔を突き入れた。
「えッ、や!?あぁぁぁぁ!?」
ユーリは仰け反り悲鳴を上げた。
ローはそんなユーリに覆いかぶさると唾液を垂れ流している唇に口づけた。
「ふッ、んん!?あっ…!」
『こいつ大丈夫か?途中で意識とぶんじゃねぇか?』
「……まぁ、その時はその時だ」
ユーリの頬を伝う唾液を舐めあげると、焦点の合ってないユーリの瞳を見た。
もしかしたら明日になれば全て忘れているかもしれない。
それが都合がいいのか悪いのか、ローにも分からなかった。
ただ、日に日に強くなるユーリに対しての激情を、抑えることはできなかった。