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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第34章 私立リアリン学園!13時間目~レイヴィス~




「少しは、歩み寄る努力する。それでいい?」


「うん。応援してるよ」


じっと見つめていたら、なんだか胸がジワンと熱くなってきて、顔が火照っていくのを感じた。

慌てて頬を抑えようとすると、それよりも早く、レイヴィスの指が、私の左頬をツーッと、滑っていった。



え―――っ!?



無意識の行為だったのか、パッと指が離れたかと思うと、レイヴィスの顔は、みるみる赤く染まっていった。

顔を合わせられなくなって、お互い別の方を向く。



「………っ、練習に戻るから」


「う、うん、そうだね………じゃ、また明日、補習で」


パタパタと足早に去っていくレイヴィスを背中に感じながら、さっき触れられた頬を、ゆっくりゆっくりなぞってみた―――。







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