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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第29章 私立リアリン学園!11時間目~イケヴァン・アーサー~



アーサーは、この事件が事実で、リアリン学園長とジル教頭が共謀していると思っている。

そんなこと絶対ないって、私は、言い切ったけど………どこからそんな自信が生まれてきたのだろう。

リアリン学園長が言った、

『私は潔白だ』

この言葉を信じたい一心なのだ。

けれど、まだこの学園に来て日の浅い私に、何がわかると言うのだろう―――。



「ごめん。俺の考えを押しつけるつもりはないんだ。今のは忘れて。それよりさ、マインは専科教師じゃないんだね?鍵入れてなかったでしょ」


ガラリと話題が変わったことに、ホッとする。



「私は基本教科担当だから、全部の授業を教えてるよ」


「体育も?」


「うん」


「ふーん、俺も女子の体育なら受け持ってもいいかも。ヤロウはお断り」


「やっぱり、女のコ好きだね」


私は、笑いながら言う。



「そりゃ、もちろん。けど俺、お子チャマには興味ないんだよね。やっぱり大人のオンナがいいよね。マインみたいな………って言いたいトコだけど、マインも微妙にお子チャマの部類っぽいよね」


「私のどこがお子チャマなのよっ」


「あれ、言われない?生徒と混じってると先生に見えないって」


「言われないよ!」


「皆、言わないだけじゃない?制服着たら、全然違和感ないと思うケド?」







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