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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第26章 私立リアリン学園!9時間目~シド~




悪いのは、私の方?

教師志望なのに、メイドカフェでバイトした私が、いけないの?

………そういえば、結衣にも言われたっけ。

『バイト、家庭教師とか塾の講師とかの方がいいんじゃない?その方が教職のツテってありそう。それに、先生の元の職業がメイドじゃ、ね。いろいろとマズイんじゃない?』

そのとおり、本当にいろいろとマズイことになっちゃったよ。

けど、それもシドの言うとおり、覚悟の上だった。

ただ、まっすぐに、優等生のままではいたくない―――ずっとそう思っていたから。

勉強だけを教える先生には、なりたくない。

生徒の気持ちが、わかる先生が目標で………。

だから、それには少しくらい羽目外してないと。

そう思って、メイドカフェに飛び込んだ。

あの頃の私にとっては、それだけでも大きな冒険だった。

友達みたいに寄り添えて、でも尊敬できる先生―――それが、私の憧れの教師像だった。


そんな私に、フーゾクの疑いがかかるように仕向けるなんて、やっぱり許せないっ!







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