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【イケメン王宮・イケヴァン】りありん劇場♥R18

第26章 私立リアリン学園!9時間目~シド~




「察しついたか」


シドの声が、どこか遠くで聞こえているような、そんな錯覚を覚える。



「なんで、ジル教頭が、こんなこと………」


声が、震える。

握り締めた両の手に力が、こもる。



「元々、噂になってた。真面目な清純そうな新任教師の淫らな過去。どうせいつかバレんだから派手な方がいいだろ」


「………淫らな過去じゃないから」


「噂ってのは、尾ひれがつくもんだ」


「だったら、もっと普通の写真にすればよかったでしょ?そしたら、尾ひれなんかつかないでしょうが!!」


私は、感情的になって声を荒げる。


「どうだかな。どんな写真だろうと人ってのは、面白く悪いように解釈したがる」


「こんなことする意味が、わからない」


「お前の足すくおうとしてるヤツがいる。だから、先手を打った。いずれにしろ、いつか真実は晒される。お前だって覚悟の上でバイトしてたんだろ?メイドカフェ☆モエ~ルのリリカちゃんよぉ」







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