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【戦ブラR18短編集】月が綺麗ですね。

第10章 回復処置【上杉謙信】


「ピュア・ウーンズ…。」

ポワンッ

「わっ!凄い…傷が治った!」
「他に痛い所とかございませんか?」

私、橘楓は回復が得意な魔法少女なんです。
いつもはお嬢…コホン、普通の大学生をやってますが、何かよく分からない奴によくわからない魔法を掛けられて魔法が使える能力を手に入れてしまいました。
かくかくしかじかで、なんでかは知らないけど神牙という世界に来てしまい、この上杉軍の方々にお世話になっております。

今日も長い戦が終わる。

私はいつものように兵隊さん達の手当てをしていると背後から肩を叩かれた。

「…お疲れ様です。楓さん。」
「あ、景持さん。怪我は…ありませんね、やはり。」
「ええ、私はいつも通りです。それより謙信様が…。」

景持さんは少し険しい顔で呟いた。

「え、謙信様に何かあったんですか?!」
「…いえ、御本人が言ったわけでは無いんですが…どこか具合が悪そうで…。」
「すぐ、伺います!」

謙信様、何があったの!?怪我?!骨折?!出血?!出血なら危ない!

私は景持さんに後のことを頼み、謙信様の元へ急いだ。
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