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【戦ブラR18短編集】月が綺麗ですね。

第6章 べっこう飴【伊達政宗】


「あっ…と、ま、政宗さん…夕餉も終わったのにどうしてここに??」
「台所から声が聞こえたからやって来た…お前…何してるんだ。」
「えっと…そ、そう!べっこう飴を作ってたんです!」

これです!、と呟いて見せたのは綺麗に丸く固まったべっこう飴。

「…これが、飴というやつか。」
「はい。とても甘くて美味しいんですよ。お砂糖と水だけで作れちゃう簡単なお菓子なんです。」
「…食べてもいいのか?」
「勿論です!是非食べてください!」

どんな反応するかなぁ…ま、焦げてなかったから失敗する訳ないんだけどっ。

小さな飴を恐る恐る口に入れ舐める。

「…悪くない。」
「本当ですか?!」
「あぁ、これにアレンジを効かせればもっといいものになるだろう。」
「そうですよね!料理上手の政宗さんが褒めてくれるなんて嬉しいですっ!」
「褒めてない。ただ正直に言っただけだ。」

も〜っ、素直じゃないんだから。もうちょっと素直になってもいいんじゃないの?

クスリと微笑む。…が、一つ問題が。

「残りべっこう飴が2つしかない…。」

砂糖と水が少なすぎた。これじゃあ、私、食べられないじゃん。

「…じゃあ、俺の食べるか?」
「…え、いいんですか?」
「別に…構わない。」
「で、でもほとんど残ってないのにどうやって?」

と問い掛けた時には抱き寄せられてすぐに唇を重ねられていた。
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