第1章 プレゼント【織田信長】
「ん〜どれがいいんだろう…。」
私は信長さんにプレゼントする物を考えていた。
と言うのも、
「え?信長さんの誕生日?」
「はい。来週に信長様のお誕生日なので、各自プレゼントする物を用意するように、と光秀さんが言っていました。」
蘭丸くんと話していた時に来週が誕生日だと知った。
えええっ?!来週が誕生日だなんて知らなかったよ…!
ってか何を渡したら喜ぶんだろ…?
「蘭丸くんは何あげるの?」
「そうですねぇ…僕は、金平糖にしようかと。」
「あぁ、蘭丸くんが好きだもんね。」
「はいっ!楓さんはどうするんですか?」
「私はねぇ…まだ考えてるんだ。」
今、聞いたから決められる訳無かろう!
「…血?」
「は?」
「あ、いや、なんでもない。」
あぁぁぁ!!血ってなんだよ!血って!いやいやいや…血をあげられるわけないでしょ!馬鹿か、私!
…あ、そうだ。
この手があった!
「蘭丸くん、ちょっと付き合ってくれない?」
「今からですか?」
「出来れば今から。」
「夕方までに帰られるのでしたら。」
「ok!!そのぐらいの時間があれば十分!」
私は蘭丸くんの手を掴み、買い出しへと出掛けた。