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【戦ブラR18短編集】月が綺麗ですね。

第2章 愛する人【豊臣秀吉】


「…。」

寝ていた。
今は朝だった。
あの後、私はそのまま寝ていたんだ…。
一日中泣いていた私には何回も抱かれる余裕なんて無かったんだ。

隣を見ると秀吉さんの寝顔が。

今日で別れるかもしれない。

そう思うとまた涙が出てきそうだった。
でも泣く訳にはいかない。
涙を堪えて私はそっと彼の頬に口付ける。

「…あれ…楓ちゃん…おはよ。」

口付けが彼を目覚めさせたみたいだ。

「おはようございます…。」
「…大丈夫?動ける?」
「少し腰は痛いですが…大丈夫です。」
「なら、良かった…今日はちょっと遠出になる予定だからね。」
「はい…。」

今日でお別れか…。

嫌だな…本当に。

「大変です!秀吉様!」
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