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《おそ松さん》クズでニートな君が好き(R18)

第29章 キミとおうちで〇〇〇デート【おそ松/デート松】


あ〜もう難しい。違うのかよ。

俺は頭をかいた。
「んじゃ、どうすりゃ、愛菜はえっちしてもいいなって思うの?」

「どうすりゃって……」

「めんどくせーよ。もういいじゃん! 俺は愛菜とヤりたいの! 愛菜は可愛いよ〜! スタイルもいいしさ! 俺、愛菜といると抱きたくなっちゃうもん! 大好きだしさ! な? 愛菜ちゃ〜ん!」

「…………」
愛菜が恥ずかしそうに下を向く。

あれ? ちょっといい感じ? ムードって、こういうこと?

俺は愛菜の肩を掴んだ。
「な……? 俺さ、愛菜のこと、ほんっと好き。愛菜と付き合えて幸せだし、他の女なんて目にも入んね。愛菜ともっと近づきたいんだ……」

優しく囁くと、愛菜が顔を上げた。
「本当に? また嘘ばっかり……」

顔を真っ赤にしてモジモジする愛菜。

これか!

やっと分かった気がする。そうとなれば、攻めるのみ!

「嘘じゃないよ。本当だよ……」

じっと見つめれば、愛菜が嬉しそうに笑う。
「もうっ、おそ松くん、急にどうしたの……そんなに見ないで……」

「あっ、見とれちゃってたよ、ごめんね。愛菜があまりにも可愛すぎて」

こんなくさいセリフ、大丈夫か?

でも、愛菜はまんざらでもないのか、ますます恥ずかしそうに顔を赤らめる。

「ねぇ、おそ松くんはヤりたいばっかり言うけど、本当に私のこと好きなの……? させてくれれば、誰でもいいの……?」

んなわけねーだろ! 俺だって好みあるし! 好きな子だから、したいんだし! 言わねーけど、こう見えて俺、かなり愛菜に夢中だからな!?

「違う。俺は愛菜としたい。好きな女の子を抱きたいって思うのって当たり前だろ……? 俺は愛菜が好きなんだよ……愛菜じゃなきゃ嫌だ……」

「おそ松くん……」
愛菜の目が潤んだ。


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