第17章 近過ぎたキミ②(及川徹)⚠兄✕妹R18⚠
『徹?ねぇ?泣いてる?』
背中に当たる温もりに声をかけると
「ぜーんぜん!
ねぇ?姫凪?
お風呂から出たら
部屋でプリン食べよう?
あーん、してあげるからさ?」
スリスリと頬が寄せられる
仄かに温かく濡れた頬は
湯気のせいじゃないよね?
私が泣かしたんだよね?
でも、私はその事実から
目を逸らす
すると
私の身体にあたってた唇が
「その前に姫凪を
食べちゃっても良い?
美味しそうでヨダレ出ちゃうよ」
小さく声を落として
背中が舌で舐められた
『え?!食べ…ンンン!』
堪えきれず上がる声に
「チョットだけだよ…
まだウズウズしてるだろ?
さっきはここまでだったよね…
次は…どこを食べられたいかい…?」
徹が薄く笑い
ユックリが足が開かれる
長い指が足の付け根を
なぞっていく
指の動きは
さっきのウズウズを
思い出させて
擽ったい感覚は
思い出したウズウズに
拍車をかける
『徹…!そこ擽ったい、よ!』
「知ってる、わざとだよ…
姫凪腰が動いてる
ここじゃ満足出来ないのかな?」
動かそうとする
身体を大きな身体が固定して
え?ちょっと……待って…?!
「チョットだけ…ね?
姫凪…力抜いてて…」
割れ目が開かれて
徹の指が
ユックリナカに入って来た