• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第75章 HIDE AND SEEK(影山飛雄)


「言わんこっちゃねぇ
アイツ最近どんどん感じ悪くなってっから
気付けろよ」

国見の声を追いかける様に

「なんであんな奴に
彼女が出来るんだよ…
マジで意味分からねぇ」

金田一くんの声が耳に届く

『彼女?』

居るの?今まで見てたけど
そんな人居なかった…はずなのに

「ほら、二組のナントカって
派手なオンナ
部活とかには一切顔出さねぇけど
前に手ぇ繋いで帰ってんの見たんだよ
その後、誘われるまま
オンナの家に入って行くのまで見た!
マジでムカつく!王様のクセに!」

「お前のはただのヤッカミだろ
別に要らなくね?彼女とか。
面倒なだけだって」

「要らねぇけど!
羨ましくもねぇけど!
俺に居なくてアイツに居るのが
ムカつくんだよ!俺は!!」

「はいはい」

二人の会話が
耳を嬲っては
通り過ぎていく

彼女、居たんだ…
それは部屋に行くような関係で…

「…布施、えっと…」

『…ごめん、チョットお手洗い』

私の出る幕なんて
入り込めるスキなんて
元からこれっぽっちも
無かったんだ。
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp