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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


「いーわちゃーん
来た…よって!
ずっと待ってたの!?
どんだけお腹空いてたのさ!?」

「遅ぇぞ、クソ川
さっさと入れ」

玄関を上げると
仁王立ちして
俺を睨む岩ちゃん

買い込んできた食べ物達の
入った袋を引ったくり
ズンズン進んで行く

いつも通り過ぎる岩ちゃんに
普通なら笑って落ち着くはずなのに

「…で?用事は?
呼び付けるくらいだから
なにかあるんでしょ?」

やっぱり今は
そんな気分じゃない

見送ってしまった
姫凪の小さな背中が
頭の中にチラついて
離れない

なんで追いかけなかったんだって
後悔ばかりが頭を巡ってる

岩ちゃんからの要件を片付けて
今日はもう寝てしまいたい

「は?腹減ってるって
言ったべや
お前も食えよ
ロクなモン食ってねぇんだろ
顔オワッテんぞ」

って!
要件ないの!?
本気で手土産目当てだったわけ!?

これは怒って良いやつだよね!?
手土産代を水増し請求しても
怒られないよね!?
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