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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


「いや、俺は腹減ってないから
要らない
用事ないなら
もう帰るよ
頭も身体も疲れ過ぎて
ジャレる気力もないんだよね」

怒鳴る気にもなれなくて
来たばかりのリビングを
後にしようとする俺を

「帰すかよ、座れ」

低い声で引き止める岩ちゃん

「だから何…さ…」

イライラして
振り返ると
さっきよりも鋭い目つきで
俺を睨んでる

「岩ちゃん?」

「なんかここ最近
オカシイと思ってたら
やっぱり何かやらかしてんな
お前がそんな顔するって事は
姫凪と何かあったんだろ?
話せよ」

岩ちゃんのくせに
ズバズバ芯を突いて来ないで、なんて
言い返そうとするより早く

「姫凪に…酷いことした
嫌われたよ、俺…
サプライズで
喜ばせたかっただけなのに
なんで…こんな事…に…」

弱音が次々吐き出される

岩ちゃんにこんな事話すなんて
そう過ぎりながらも
何か良いアドバイスが
貰えるんじゃないかって
期待もしてて…
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