第74章 キミのトナリ オレのトナリ（及川徹）

ジッと見つめる目に
嘘は付けなくて

『うん…チョットだけ…』

正直に話す私の身体を

「…俺以外に
トキメイたりして
悪い子にはお仕置きだよ」

ゆっくり撫で回して
服を乱していく

開かれる胸元に
触れる冷たい指に
ビクリと身体が跳ねて
押し付けられてる背中が
ゆっくり壁を擦る

「力抜けたら
ベットまで運んであげるから
安心して立てなくなって
良いから、ね？」

胸元から
入って来た手が
慣れた手つきで
ブラの留具を外し
そのまま胸の突起を
クリクリと捏ねて硬くしていく

「エッチな反応…
さっきの感覚思い出してきた？
…ほら、自分でも
触ってみなよ」

自分の手を引き抜き私の手を取って
胸へ導き
イタズラに笑う徹

『無理…恥ずかしいもん…』

自分の突起の硬さが
手のひらに伝わって
顔に熱が溜まっていくのが分かる

「恥ずかしい方が濡れるくせに」

嫌がる私の耳に噛み付き

「…ほら、もうシミ出来てるよ？」

手を下着に滑らせて来た