• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


「調子こくな
及川に買収されたくせに
まぁ、今日くらいはな
二人きりでユックリ過ごせば?
俺らは帰るからよ

メリークリスマス」

振り向かず
猛を連れて家を出て行く
岩ちゃんを
ボーッと見つめてると

「…なに絆されてんのさ?
悪い子だね…姫凪は」

低い声が
頭の上に落ちて来て

『え!?絆されて?!
そんな事な…ンん!?』

唇が塞がれる

「…なに?姫凪」

『…徹…あの…』

「だからなんだよ」

なんだっけ?
色々言わなきゃダメだったのに…
どうでも良くなっちゃうくらい

『…徹が、好き…
もっと…シテ?』

徹の唇が気持ちいい…

振り返り
ギュッとしがみつき
徹を見上げる

きっとさっきより
甘いキスをくれると
信じて目を閉じたのに

「どうしようかな~」

徹の唇は重なってこない

『なんで?』

頬を膨らませて
目を開けた途端

「だって妬いてんだぜ、俺
絶対さっき
岩ちゃんの事
"カッコイイ"とか思ったでしょ?」

壁に押し付けられた身体
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp