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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


『わ、私にあの日
何したか、もう忘れたの!?
触ったじゃん、イッパイ!
徹には慣れた事かも
知れないけど
私はハジメテだったんだから…』

姫凪の言葉で
色々納得はいったけど
それ以上に入って来すぎる
情報に頭の中の興奮は
おさまる気配がない

だってさ?
ハジメテって

「それは…彼氏とかも
居た事ないって事?」

そういう事だろ?

『…だったら、なによ
居るなんて言った事
一度も無いんだけど…
徹は…サッサと
作っちゃったけどさ』

照れなのか
拗ねなのか
それとも両方なのか
赤い顔して俺を睨んでる

彼女の話は
耳が痛いけど
それ以上に嬉しい事ばっかりで

「死ぬほど嬉しいよ
俺がハジメテなんだ?
じゃあ、こんな事も

…ハジメテ?」

もう止まれそうにない

軽く重ねた唇は
緊張のせいか
少しカサッと乾いた音がする

「唇乾燥してるじゃん
リップは?ぬってあげるよ」

『え?自分でぬれる…』
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