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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第74章 キミのトナリ オレのトナリ(及川徹)


インターホンを押す前に
背中に掛けられた声に
ビクリと飛び上がり振り向く

『ごめん、チョット
買い忘れがあったから
ダッシュでコンビニに
…って、徹だけ?
岩ちゃんと猛は?』

コンビニの袋の中には
割高なカットフルーツが
数パック入ってる

「言ってくれたら
買って来るのに…
二人は…すぐ来るよ
俺が少し早かっただけ」

袋の中を覗こうと
近付いた俺から
大きく距離を取り

『そっか!そうだよね!
あ、鍵開けるね
寒いからエアコン付けっぱで
行ったし部屋の中は
暖かいから
徹はユックリしてて
私、お料理の続きするから…!』

足早に家の中に入ってしまう

相変わらず二人きりだと
ガチガチな姫凪

俺のせいなんだけど
なんて言うか…

「俺も手伝う。
その為に早く来たんだし」

『え、でも…』

「手伝いたいんだよ
てゆっか…一緒に居たい…だめかい?」

もうこんな空気が重苦しいのは
限界だ。
これからの為にも
そろそろハッキリしておかなきゃならない

そうだろ?
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