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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第73章 ♑瞳を閉じても②(赤葦京治)完結


「なぁ、美容院って
切らなくても大丈夫だよな」

「おん、俺もよく
デート前にシャンプーと
セットして貰いに行く事あんで!」

「…昼休み行ってみる」

「なーんや
ラブラブなんやん!
昼飯は治と食うから
行って来ぃ!
レポートのお礼は次に持ち越しとくわ」

ホッとした様に笑う侑に
表面だけの笑顔で返す

ラブラブか。
いつもなら"当たり前だろ"とか
なんの迷いもなく出てたよな、と
ズキズキする心臓

ラブラブなんですよね?
疑う事自体バカなんですよね?

何度もそう思って
笑顔を作ろうとしてみるけど上手く行かない
ねぇ…姫凪さん
俺の不安は…なんで消えないんでしょうね

貴女の顔を見てないからかな
早く見たい、な。

時間を見計らって
見慣れた店ドアを開ける

「シャンプーとセットだけとかでも
大丈夫ですか?」

近くに居たスタッフに声を掛けると

『え?京、治…』

少し奥で花巻さんと話していた
姫凪さんが
受付に駆け寄って来た
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