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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


「諦めぇて。
なんとか早めに帰れるように
話持っていったるから」

「…期待する」

「任せとけ!
伊達に長い事セッターやってへんで!」

「それは俺もだけどな」

宮侑に宥められながら
木兎さんの後を追い
いつもの居酒屋へ向かい
グラスを合わせて数十分

「…話が違う」

俺達の席は

「彼女居ないの?!
こんなカッコイイのにー!」

「元カノにフラれてから
興味なくなったー」

「それは嘘やろ
ナンパしてるやん
…普通に失敗しとるけど…」

「ツムツム空気読んで!!
クールに決めてたのに!」

「無駄やて。
すぐボロ出るもん、木兎クン」

「意地悪言うな!しょぼくれるぞ!」

隣に座った相手が悪かったのか
ノリが良過ぎる
こっちのメンツが悪かったのか

「慰めてあげるじゃん」

「エー!私も慰めたいー!」

「俺モテ期?!
羨ましいか!ツムツム!あかーし!」

「なんでやねん!
俺彼女おるっちゅーねん!」

「右に同じ」

地獄絵図だった。
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