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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


いつもなら顔を真っ赤にしつつ
少し悪い顔をして
甘く激しいキスと
ズシリと落ち着く重さが
身体をベットに縫い付けてくる

…いつもなら。

「分かりました
そのかわり!死んでも我慢しますからね!
姫凪の身体が
壊れたら後悔しても
しきれないですから…ね?
体力回復したらユックリね」

隣に寝て私を抱き締める京治

甘いキス
照れた顔
少し悪い笑み

いつもと同じ様で
少し違う京治の横で
身体は限界のはずなのに
眠れない

『京治…』

「…」

『…寝るの早いよ
って。私が帰ってくるの
遅かったからだよね…
ゴメンネ…オヤスミ…』

返ってこない声に
ギュッと唇を噛んで
京治のぬくもりを身体に移して
強引に眠りについたけど
身体が休まった気はしなかった

マッキーやアキラさんと
何があったのか
京治と彼らが眠る私の
知らない所でどんな話をしたのか
結局知ることが出来ないまま

同じドアから出て
別々の場所へ向かう日々が始まってしまった
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