• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第72章 ♑瞳を閉じても(赤葦京治)


『シャンプーだけ!?
そう言えば京治
髪の毛染めさせてくれないよね…』

「姫凪がしてくれないだけ
俺は金でも銀でも
姫凪が入れる色なら
良いって言ったのに…」

『まぁね!
京治はその色が良いなって。
でも、モテないくらい
変な色入れるのも良いね!
虫除け!』

「香水の代わりに
虫除けスプレーかぶって
行きましょうか?」

バスルームに響く笑い声
密着した肌が嬉しくて
寝る事を諦めて
お互いの話をしながら
夜明けを迎えた

「…姫凪さん
辛いなら見送りは別の時でも
良いですよ?」

家に帰り
着替えながら
船を漕ぐ私の手を握りながら
優しく声を掛けてくる

正直ありがたい提案ではある
布団にダイブしたら
一瞬で夢の中だけど

『平気だよ
手、繋いで行くって約束したよ
離さないで連れて行って』

そばに居たくて
握られた手に力を込める

「姫凪…」
『あー!駄目!
もう時間ないからね!』
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp