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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


角名の言う通りや
泣きそうになってる
苦しそうに辛そうしてる

唇を噛んで

「そんな事あらへんっ
こんな奴…ちゃう…!」

声を絞り出すサクラは
幸せそうには見えへん…けど。
空気から声から伝わる
俺を信じようとしてくれる
でも、どこかで何かが
引っかかってるのも
全部全部

今なら気付ける

お前が言う
俺のアカン所
全部全部受けとめてくれるのがサクラやねん

せやから

「泣かされてんなよ…
笑ってる方がイケてる
俺が笑わせてやるから」

スマンな
取られるわけにも
退くわけにも

いかんねん。

「…泣かせんのも笑わせんのも
俺の仕事や
サクラ(コイツ)の隣は
俺だけやから。
悪いけど邪魔すな、は
コッチのセリフや
口で言うんはこれで最後や
離せ、角名。
サクラになにしても
サクラも俺も
変わらんから、退いとけ、な?」

サクラが俺を信じるみたいに
俺もサクラを信じてる
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