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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


サクラを幸せにすんのは
笑わせれんのは

「…サービスはそこまでや。
オイタが過ぎんで、角名」

俺だけや。
誰に何で負けても

そこだけは絶対
譲られへんねん。

明らかに暴走してる角名に
迫られてるサクラの声を
俺のケリで止める

集中する視線

「治くん!
あの、これは…違うくて!!」

泣きそうな声して
俺に何か言おうとするサクラ
なんやねん、その顔…。

何か言いたげやけど
戸惑って苦しそうで
辛そうな顔…
そんな顔させてたんか?

昨日からずっと…。

「…なんでもエエよ
早よこっち来い、サクラ」

ごめんな?
もっとチャント

「治くん…ゴメン…」

「エエから、おいで?
なんでもない
俺はなんでもないから」

お前を見てたら良かったな。
チャント謝る
何でも聞くから

「手、繋いでくれやんの?」

俺から離れんといて?

まだ沈むサクラの目の色に

「…なんでも良くなくね?
つーか、なんでも良いなら
邪魔すんなよ
サクラも…こんな冷たいヤツの為に
泣きそうになってんな
俺で良いじゃん」

追い打ちを掛ける角名の言葉
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