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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


「…角名くんに
相談する事は…ない。
苦しかったけど…
辛かったけど…それでも
治くんが好きやから
角名くんの気持ちに
甘えられへん…
受け入れる事はずっとナイから
せやから…早く離して」

サクラが辛かったのが
苦しかったのが
それが俺のせいな事

それを隠して昨日俺に
抱き潰された事

ほんで

サクラはそれでも
そんな俺でも
いつも通り変わらず
まっすぐに想ってくれてるって事。

後回しにした話に
後悔が溢れる

「なんだよ、それ。
苦しいとか辛いとか
そんな思いしてまで
なんで治なわけ…?
意味分かんねぇし…
俺にしとけ、俺は…泣かさない

…サクラ、好きだ」

角名の言う事の方が
正しい気もする
なんで、俺やねんって。
自分でも思う

サクラが苦しかったのも
辛かったのも気付かんかった
話すら聞いてやれんかったのに…って。

でも…な。

「サクラ、俺にしなよ
治より幸せにする
お前を笑わせるから」

それは、ちゃう。
正しくないねん、悪いな。
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