• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


ひょっとして、部室?
いや、でも鍵は北さんしか
持ってへんし…
そんな事を考えながらも
足はユックリ部室に向かう

人…居る?

微かに声が聞こえて来る

「コラ、誘って来たんお前やろ
シッカリ付いて来ぃや
ほら、もっとエロく煽ってくれな
この先はお預けや、で?」

侑のボケ!まさかサクラに?!

飛び込んでシバイたろうと思った俺の足を

『あ、ちゅむ…そこ、アカン…
イッちゃう…』

艶めかしい声が止める

はい?姫凪??
まさかの3P…って!
んなわけ無いやん!
ほな、サクラどこやねん!?

まさか真っ最中の二人の
邪魔するわけには行かず

部室から離れて
また走り出す

部室にも体育館にも教室にも
居らん言う事は…

「屋上…?」

真っ青な空と強い陽射しに霞む
校舎の上に目をやる
ダッシュして居らんかったら
疲れるなー
…なんてな。

「…居らんかったら
また探すだけや」

早く逢いたいねん
きっと昨日感じた違和感は
気のせいちゃうから
そしてそれはきっと
サクラも感じてたんやろう。
/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp