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夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第70章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋⑥(宮侑 治)


オモンナイ冗談に空笑いしながら
とりあえずで会話を成り立たせ
後ろから追って来るかもと
道の先に視線を送る…けど

「サクラは?一緒ちゃうん?
今になって二人きりとか
なんのイタズラやねん」

来ぉへんのかいな。
ホンマ今更噛み合わんとか
ついてないにも程があるやろ

『サクラは日直やって…
え?二人?侑一緒やないん?』

日直やったらしゃあない、と
諦めかけてる俺とは逆に
姫凪の顔はドンドン暗くなっていく

「侑は何かえらい早く出た
どうせバレーしに行ってんやろけど。
毎度体育館忍び込んで
北さんに怒られてんのに
懲りへんやっちゃ

…姫凪?どないしたん?
疲れ抜けてへんのか?」

『なぁ、治くん。
サクラに今日のお昼お弁当って頼んだ?』

「今日は朝練もないし
オカンが弁当作るって言うてたから
作って来ーへんのちゃう?
まぁ、サクラが作って来たら
満腹でも食うけどな」

まさかサプライズ弁当か!?
そんなん飯なんか放っぽりだして
サクラ食いたいヤツやんけ!
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