第69章 咲く恋、散る恋、芽吹く恋（宮侑 治）⑤

苦しそうに嗚咽を漏らしながらも
エロい音を立てて
治くんの肉棒に必死にご奉仕する私を見て
治くんの動きが少し緩くなる

「サクラ…もうエエよ…」

私の頭を撫でて
自身を抜こうと腰を引く治くんに

「ん、んん…」

私は激しく首を振って
竿に舌が絡らめてヌプヌプと
唾液の音を響かせる

治くんに教えてもらった事を
ただ素直に繰り返す
これしか…できへんもん…。

「…止めぇ…口に出るやろ…」

喉の奥に当たる感触
舌で竿を擽り上目遣いで見上げると
ビクビクと疼く治くんの肉棒

"エエよ"そう言わんばかりに
鬼頭を舌でなぞり
ジュジュッと溜まった唾液とカウパーの
混ざった汁を啜り上げると
熱いくて色っぽい吐息が
私の頭に落ちてきた