• テキストサイズ

夢幻回廊【弐】裏夢専用(ハイキュー・弱虫ペダル)

第42章 らしくないけどオマエだけ(照島遊児) 完結


返事はないけど
気配はある

居るんだろ?

「姫凪、俺。
開けて良い?
つーか、開ける!」

バタンとドアを蹴り上げると
ベットの上で涙に瞳を濡らしてる姫凪

『照島くん…あの…!』

必死に欲望にストップをかけて叫んだ言葉が

「『ごめん!』」

「『は?!なにが!?』」

ピタリと重なって部屋に響く

せっかくやっと
重なったのに

「いや、さっき…
知らないとかって言って…」

『私も、この前…
酷い事言ったし…』

「『あ、いや…
それは…別に…」』

ギクシャクと重くなり
微妙に噛み合わない歯車

こういう時
どうすれば良いんだ?
今までの経験もアテにならない
それでも何とか
口をついた言葉は

「もう、ずっと泣かさねぇから!
俺のオンナになれ!姫凪!
これからずっと笑わせるから
一緒に楽しむべ!
マジ好き!
ガラじゃねぇけど
マジ惚れてるから!
付き合ってくれ!」

ムードもなんもねぇ強引な告白

/ 4690ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp