第23章 ♑世界最速のプレゼント(赤葦京治)生誕記念 完結
『おかえり〜
早く早く!今日は和食に
挑戦したよ!』
そこから覗く笑顔
”いただきます”と
”ごちそうさま”を
二人で揃える時間に
胸まで満たされる
「最近どう?
学校は楽しいですか?」
『うん、覚える事イッパイで
大変だけど楽しいよ!
京治は??』
「まぁまぁ、ですね。
やる事は一年前と
あまり変わってませんし」
『あはは!光太郎が居ても
京治の方が働いてたもんねー!』
今の話に混ざる昔話に
「でも、姫凪が居ないのは
物足りませんね…
今度来て下さいよ…
黒尾さんの彼女は
度々来るのに…」
少し愚痴が混ざるのは
変わらなくても今は
結局今で
変わった光景が寂しいからでしょうね