第2章 全てはここから
関係ないはずだったんじゃが…
仁王「あいつは…」
「と申します。よろしくお願いいたします」
間違いない、昨日の女ぜよ。
制服はあの時と違うが……って、当たり前か。
先生「彼女はあの氷帝学園のお嬢様でいたからな、失礼のないように!」
「あの…別にお嬢様ってわけではないので普通で構いません」
先生「そうか?そういう事らしい、皆仲良くな」
皆「はーい!」
先生「じゃあ丸井の隣に座れ、丸井〜!」
ブン太「ん〜…?」
先生「もう腹減ったのか?転校生だぞ。お前の隣だ、仲良くしてやれよ」
ブン太「転校…生…?……お、可愛いじゃねぇか」
「あの…よろしくお願いしますね」
ブン太「おう。俺丸井ブン太、シクヨロ」
氷帝から来たからあの時はまだ向こうの制服だったんか。
ブン太の隣という事は、俺の斜め前じゃな。